こんにちは!
株式会社電算システム(DSK)のRPAチーム末っ子です!(*ノωノ)
前回、Microsoft Storeから無料で手に入る、
「Online Reversi」というオセロ対戦アプリケーションを使って
WinActorをAIと対戦させてみました!
その結果、勝ったり負けたり引き分けたりするロボットを作ることはできましたが、
残念ながら、勝率は3割3分~4分ほど...
もしこれがプロ野球なら、チームはかなり焦っているはずです。。。((+_+))
そこで私、監督として考えました。
”このままでは、どんどん強くなり続けるAIさんには立ち向かえない...
.....なにか手持ちのカードに大型補強をせねば!”
ということで、
AIと戦うのはやめて、
WinActorと人間がオセロで対戦するように、ロボ全体を作り変えてみました。
(前置きが長い)
環境:Windows10
オセロ対戦アプリ:「Online Reversi」(Microsoft Storeで無料ダウンロード)
対戦モード:対Player
WinActorの石の色:黒
人間の石の色:白
WinActorバージョン:6.1.0
概要:
※ロボット実行前にあらかじめ「Online Reversi」をインストール、起動しておく。
・ロボット実行により、「Play Offline」モードを選択し、新しいゲームを開始する。
・石を置ける場所のみ選択できるようになっているため、選択できるマスの中から
角を第一優先で、その次に端を優先的に取るように選択する。
・人間のターンは、10秒以内に終えることを前提とする。
・その際、端を相手に取られやすくなるので、WinActorは角を囲むマス3か所は避けるようにする。
・最終的に勝敗がつくまで上記処理を繰り返し、勝敗が出たらメッセージのみを表示する。
上記下線部が、前回の対AIver.と仕様を変更した部分です。
そして、今回のシナリオはこちら!
フローチャートにおいては、フロー全体には特に手を加えていません。
元々守備、としていた「指定時間待機」を以前より長め(2秒⇒10秒)に設定し、
人間が次の一手を熟考する時間を組み込みました。
また、勝敗が決まった後はExcelに結果を出力していましたが、
今回は勝ち負けのメッセージのみ表示させるようにしました。
結果、
このロボットのロジックを考えたのは私なので、敵の弱点も知っているはずなのに、
たまに負けてしまいます。(単に私がポンコツ説)
ただ、私の対戦相手としては、勝ったり負けたり、
申し分ないロボになりました!
ちなみに、つい今しがたも負けました。途中まで4:39で勝っていたのに...なぜだ...
というわけで!
今回の特集、「WinActorでオセロ」はいかがでしたでしょうか?
実際の業務にオセロは全く関係ないかと思いますが(当たり前)、
ルールが明確な定型業務は、このようにロボットで実行しやすいことはお判りいただけたでしょうか。
皆様の日々のお仕事も、少し着眼点を変えてみるだけで、
RPAにより思いもよらない効果が生まれることがあります。
業務効率化をご検討の皆様、
是非一度、RPAのプロである株式会社電算システム(DSK)にご相談ください!
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